2011年6月12日日曜日

梅雨 ~高速脱水機~

鬱陶しい梅雨空が続きますねぇ。 で、今日はいつもとは趣を変えて、家電のお話。

この時期、洗濯物が外に干せないので、部屋干しされる方も多いと思いますが、我が家も浴室乾燥などという贅沢な(?)モノはなく、普通に部屋干しをしています。 そんな時に重宝するのがコレSOMELA 高速脱水機 C14L SS。 脱水専用機(!)です。 なんと、チリ製!!

私と同年代('60年代生まれ)の方は2層式洗濯機をご存知だと思いますが、あれの脱水機だけを独立させたものです。 単にそれだけなのですが、なかなかのスグレモノなので紹介したくなりました(笑)。 
今の全自動洗濯機は便利なのですが、どうしても脱水が不十分な気がします。 技術的なことは分かりませんが、バランスなどの問題であまり回転数が上げられないのでしょう。 で、乾燥機にかけられるものはそのまま乾燥機に入れてしまえばいいわけですが、「タンブラー式の乾燥機は使用しないで下さい」などの表示のあるものは干して乾かさなければなりません。 ただこの季節、ジーパンなどの厚手の綿製品はなかなか乾かず、挙句の果てには雑巾の様な匂いを発したりしますよね。
そこで、このマシンSOMELA 高速脱水機 C14L SSの登場です! 全自動洗濯機で洗浄・すすぎ・脱水と全ての行程が終わったあとに、更に洗濯物をこのマシンに投入します。 ジーパン2枚、Tシャツ4枚、バスタオル2枚、パンツ、靴下程度なら1度で回せると思います。 ここで重要なのが、バランスです(!)。 高速回転しますので、バランスが悪いと中の脱水槽がガタガタ大きな音を立てますし、そもそも最高回転数まで回転が上がりません。 隙間なくかつバランスよく洗濯物を詰め終わったら、本体の蓋を閉め、蓋の横についているレバーをスライドさせると回転が始まります。 徐々にスピードが上がっていき、数十秒で最高速に達します。 脱水された水は本体の下の嘴のような排水口から出てきますので、洗面器などで受けます。 洗濯物の素材や量にもよりますが、満杯だと洗面器に1/3~1/2位(!)の水が出てきます。 3~4分位回すとほとんど水が出なくなるので、レバーを元に戻して(自動ではないです)、終了。 あとは普通に干すだけです。
もちろん洗濯物の乾き具合は、全自動洗濯機で脱水しただけの時とは大違い! 乾燥機に入れるときも、これで脱水しておけば乾燥時間が大幅に短縮できるので、節電にも貢献出来るかな?
本体がややかさ張るのと、一手間掛かるので面倒くさいのを差入引いても、十分満足行く性能で、「専用機」というだけの存在価値はあると思います。 5年以上使用して故障もなし。
「洗濯物が乾きにくい!」とお嘆きの方は一是非お試しあれ!