2010年11月23日火曜日

私の車歴2

前回はパンダのモディファイに目覚めた時期に出会った宝塚の某ショップの話までで終わってしまいました。
そのショプはオーナーが独りで営業からメカまでこなす小さなショップでしたが、イタ・フラだけでなく時にはロータス・ヨーロッパが入庫していたりと、なかなかに楽しいお店でした。 何でもこなせるとっても小器用なマスター(当時そう自称されていました)は、ご自身でもパンダでユーロカップに参加されていたりと、レース志向の強い方でしたので、当時の私のニーズにぴったりハマりました。 
スパルコのステアリングに始まり、サベルトのシートベルト、バケットシート、果てはレーシングスーツなどのグッズ類を揃えたのもこのお店でした。 DEMON TWEEKS などの通販サイトを知ったのもその頃で、スパルコのヘルメットやレーシングシューズなどは個人輸入していました。

パンダのモディファイも基本的にはカップカーを目指しつつも、ファミリーカーとしての最低限の使い勝手は犠牲にしない(例えば助手席&リアシートはそのまま)という方針で、財布の中身と相談しながら少しずつ進めていきました。
主な内容は
1.パンダカップアソシエーション(PCA)のサスペンションキット(ビルシュタイン&アイバッハ)
2.6点式ロールケージ(ヤフオクで入手)
3.エンジンのO/H(フルバランス)&フラホイールの軽量化等
4.キャブ化(インジェクションをAutobianchi A112 Abarth のDMTRに換装)
5.Abarth ダイレクト・エアクリーナー
6.SuperSprint エキマニ&チタンマフラー
7.LSD装着でスピードメーターケーブルが使用不可能になった為メーターパネルを自作
8.Abarth Cromodra レプリカホイール(Speed Shop F2 オリジナル)
9.永井電子M.D.I装着
10.クーラー・ユニット取り外し
etc.
ざっと思い出すだけでもこれだけ、、、 細かいモディファイは数知れず。 新車価格と同じかそれ以上の費用がかかったと思います(笑)。

この車で当時(今も?)関西で行われていた、EuroCup West などに参戦していましたが、他にも Fiat Festa のタイムアタックやレース、佐賀の有名ショップ トリミさんに誘われて美祢サーキット(山口)やオートポリス(熊本)なんかに遠征したこともあります。
今思い出してみると、鈴鹿に始まり、TI サーキット英田(現岡山国際サーキット)、中山サーキット(岡山)、セントラルサーキット(兵庫)など、いろんなサーキットを走りましたね。

それでも完全レース仕様ではなく街乗りお買い物車としても活躍したパンダ。 子どもが小さい頃はチャイルドシートを後席にくくりつけ、街中の「タバコ屋コーナー」をカッ飛んでいました(笑)。
つづく