2018年9月9日日曜日

124 Spider スロットル・コントローラー

今のほとんどの車はスロットル・バイ・ワイヤと言われるスロットル制御になっています。原理としては

アクセルペダルを踏む → センサーがアクセルの踏み込み量を検知 → ECU がスロットル開度を決定 → モーターが物理的にスロットルを開く

というもので、アクセルとスロットルがワイヤーで繋がっていた昭和の車に慣れている世代には電子制御の介在によるダイレクト感の無さがちょっと気になります。

そこで、アクセルペダルの入力に対するスロットルの反応を変化させることができるスロットル・コントローラーの登場です。
現在売られているスロットル・コントローラーの多くはスロットル制御をプラス・マイナス両側に変化させられるものと思います。プラス側だとスロットル・レスポンスは良くなるが燃費は悪くなる、マイナス側だとスロットル・レスポンスは悪くなるが燃費が良くなるといった設定が出来るようになっています。 またオートクルーズやブリッピング機能を付加できる製品もあるようです。


今回インストールしたのは PIVOT の 3-Drive Pro というもので、純粋なスロットル・コントローラーの機能しかないものですが、電源への配線が不要というのがメリットの製品です。
電源配線、面倒ですから...(笑)
取り付けは至って簡単です。
まずはアクセルペダルの根本にあるボルト2本 (10 mm) を外してユニットを取り外します。
当然といえば当然なのですが、アクセルペダルのユニットはMAZDA製です(笑)
右下にあるコネクターを外して車種別専用ハーネス (TH-2B) を割り込ませ、スロットル・コントローラーのユニットに繋ぎます。ユニットと配線は適当な位置に固定します。
コントローラーの設置場所は悩みましたが、とりあえずここに設置。走行中にはアクセル開度が表示されるのですが、ほとんど見えません(笑)







設定については「パワーモード (7段階)」「レスポンスモード (5段階)」「ECOモード (5段階)」「ノーマル」の4種類から選べますが、「パワーモード」はレスポンスがちょっと不自然なので却下、「ECOモード」はクラッチワークに相当気を使わないといけないので却下。「レスポンスモード」はメーカーもワイヤーに最も近い感覚と言っている通り割りと自然な感じなので、このモードの3〜5辺りの設定で使うことになりそうです。もう少し試行錯誤してみます。

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