2010年12月7日火曜日

椅子フェチ? (その1)

今回はいつもと趣を変えて、椅子のおはなし・・・・
私、自称「椅子フェチ」です。 私が普段、家で使っている椅子を紹介します。


まずは、このブログを書いている今も座っている椅子。
マルセル・ブロイヤー (Marcel Lajos Breuer) のワシリー チェア (1925)。
当時バウハウスで学んだブロイヤーが、教官であったワシリー・カンディンスキー (Wassily Kandinsky) の為にデザインしたと言われています。
黒い革のモノがオリジナルだと思いますが、私が使っているのはこの写真と同じ白です。
かなりゆったり目の大きさなのですが、座り心地は良いです。


次はヘリット・トーマス・リートフェルトGerrit Thomas Rietveld)のレッド・アンド・ブルー チェア (1917)。
オランダのデ・ステイルというグループに属したリートフェルト。 同グループの主要人物であったモンドリアンの絵画を思わせる直線のみのデザインは100年近く前にデザインされたものとは思えないモダンなもの。
家の中ではオブジェ的(または洗濯物置き場)な存在ですが、意外と座り心地が良く、初めて座った人は大抵驚きます。


次も同じリートフェルトのジグザグ チェア (1934)。
座ると折れてしまいそうなデザインですが、もちろんちゃんと座れます。
簡素なデザインは見飽きることがありません。


今、目の前にありますが、座面が水平なので、ついつい物置にしてしまっています(笑)。


上のジグザグ チェアに着想を得たとも言われるヴェルナー・パントン (Verner Panton) のパントン チェア (1967)。
確かにジグザグ チェアを思わせるフォルムなのですが、ジグザグ チェアが木製であるのに対し、こちらはプラスティックの一体成型。 しかも、ほぼ曲線だけで構成されるデザイン。 似ているのに全く別物? スタッキングも可能! ミッドセンチュリーを代表する椅子ですが、大量生産が可能なため当時でも価格は手頃だったかと、、(?)。 
我が家では白のモノを娘の勉強机用に使用しています。
つづく

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