2010年12月12日日曜日

椅子フェチ? (その2)

その2です。
写真は柳 宗理デザインのバタフライ・スツール (1954)。
成型合板の2枚を組み合わせたシンプルな造形ですが、足の部分などはなんとも言えない曲面で構成されています。 ニューヨーク近代美術館(MOMA)のパーマネント・コレクションになってることでも有名ですね。 製作は山形の天童木工。 
これはカミさんが買いましたが、やっぱり物置になってしまっています(笑)。
次もスツール。 フィンランドのアルヴァ・アアルト (Alvar Aalto) がデザインした STOOL 60 (1933)。
これまたシンプル! 全く無駄のない3本脚のフォルムは見飽きることがありません。 スタッキング出来ますが、我が家には一脚しかないので、関係ありません(笑)。
これもカミさんが購入。 洗面所で化粧用に使われています。
言わずと知れた建築家ル・コルビジェ (Le Corbusier) がデザインした LC1 スリング チェア (1928)。
もはや説明の必要はないほど有名な椅子ですね。 これも MOMA のコレクションになっています。 うちで使っているのはもちろん「リプロダクト製品」です(笑)。 だってカッシーナのオリジナル製品(?)は一脚30万円(!)以上もするんですもん。 当初、ポニースキン(毛皮)のモノを2脚購入して、リビングで使っていましたが、革が破れてきたので、黒革に張り替えました。

椅子好きの両親を持った多くの子供達が使っているトリップ トラップ ハイチェア (1972)。 ノルウェーのデザイナー、ピーター・オプスヴィック(Peter Opsvik)の作品。
座面と足置きの板の高さが調節でき、オプションで赤ちゃん用のガードも付けられるので、0歳から大人になるまで使うことが出来ます。 うちの子供達は二人ともこの椅子を0歳から使っており、上の子は13年、下の子も10年使っています。 赤ちゃん用の椅子と考えると少々高価ですが、一生ものと考えると格安ですね。 ダイニング チェアとして使用。 座面はまっ平らな合板ですが、座り心地は意外に良いです。
同じくピーター・オプスヴィックがデザインしたバリアブル バランス チェア (1979)。
もとは上のトリップ トラップと同じ STOKKE 社の製品でしたが、バランスチェアは別会社として独立したヴァリエというブランドになったようです。 座面が前下がりになっており、膝で体重の一部を支えるため Kneeling チェアとも言われます。 構造上、座ると自然に背筋が伸びます。 正しい姿勢で座るための椅子ですね。 腰痛にも良いとか、、、。 非常に軽量なのも特徴です。
子供部屋においていますが、あまり使っていない模様(笑)。

つづく

2 件のコメント:

  1. お父さんのピーコックが欲しい!確か実家にあったよね?

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  2. idumiyaさん、ども!
    実家にあるよぉ~。 ピーコックはなかなか自分で買える値段ちゃうもんね(^^;

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